追い風東京都調布市 調布

新宿15分・都心サラリーマンの一次取得地。駅前1.9haの再開発が控える。

鑑定30件中28件以上が上昇を確認、2025年地価は前年比+7.56%と市平均を上回る一方、住宅地ほぼ全件で賃料が地価に見合わず収益投資の利回り確保は困難。2025年度末の駅前広場整備完成後、南口中央地区(1.9ha)が次の再開発フェーズへ。

エリアの見通し年表

2026
動向注視注目

調布駅前広場整備完成(2025年度末=令和8年3月)。長期計画の総仕上げ局面で集客と賑わいが一段強化。

2028
保有継続継続

調布駅南口中央地区第一種市街地再開発(約1.9ha)の事業認可〜着工フェーズ。再開発期待が地価をさらに押し上げる。

2030
保有継続継続

南口再開発の主要棟竣工想定。住商複合の新ランドマークが調布駅圏の集客力を強化。

2032
出口を意識警戒

南口再開発効果が地価に概ね反映完了。調布市の老年人口は2053年ピークに向け加速局面入り。

2040
需要動向を確認様子見

調布市の高齢化率30%超(2040年予測)。郊外住宅地全般の構造的需要転換期。

買う理由(5

京王線地下化(2012)+駅前広場整備2025年度末完成で駅前空間が一新

調布駅南口中央地区第一種市街地再開発(約1.9ha)が進行中

京王線特急停車駅で新宿15分・調布市の中核

2025年地価+7.56%は調布市全体(+7.2%)を上回り上昇加速中

トリエ京王調布(2017)が駅前商業を強化

買わない理由(5

調布市の生産年齢人口は2025年がピーク

高齢化率は2040年30.4%・2053年35.7%まで上昇予測

58.9万円/m²は23区外として高水準で参入コストが重い

駅前広場整備の効果は既に2024-2025年の地価上昇に織り込み

多摩川流域で水害ハザードリスクが存在

人口の未来(調布

出典: 国土数値情報 将来推計人口250mメッシュ/IPSS 令和5年推計(2020年国勢調査ベース)

駅中心から半径1km・47メッシュ(250m四方)を合算。全国・都道府県と同一基準で対比。

総人口
49,053人(2025)
ピーク2040+2.3%
指数(2025年=100)
2020年 98982025年 1001002030年 1011012035年 1022040年 1021022045年 1022050年 1021022055年 1002060年 99992065年 972070年 9494全国 71202020302040205020602070
高齢化率
20.9%
全国比 -8.7pt
= 65歳以上 ÷ 総人口
2025年 20.9%20.92030年 22.7%22.72035年 24.8%2040年 27.3%27.32045年 29.2%2050年 31.1%31.12055年 33%2060年 35.2%35.22065年 36.9%2070年 36.7%36.7全国 38.7%20302040205020602070
調布(半径1km)全国

全国は総人口が2050年に85(2025=100)まで減るのに対し、この範囲は102増加傾向) 高齢化率も全国より8.7pt低い(若い) 生産年齢人口(15〜64歳)は33,520人(2025)→29,705人(2050)。賃貸需要の担い手の厚みを測る目安。

世帯構成(調布

出典: 国勢調査(2010・2015・2020)をもとにRETTO算出

調布市の一般世帯に占める割合。市区町村単位(駅周辺ではなく行政区全体)。

単身世帯率
47.5%2020
全国比 +9.5pt10年で +2.6pt
= 単独世帯 ÷ 一般世帯総数
全国 38.0%2010年 調布 44.9%44.92015年 調布 45.1%45.12020年 調布 47.5%47.5201020152020
夫婦と子供世帯率
24.1%2020
全国比 -0.9pt10年で -1.1pt
= 夫婦と子供から成る世帯 ÷ 一般世帯総数
全国 25.0%2010年 調布 25.2%25.22015年 調布 25.7%25.72020年 調布 24.1%24.1201020152020
調布調布市全国

単身世帯率は47.5%と全国より9.5pt高い10年の変化は+2.6ptで、全国(+5.6pt)より単身化のペースは緩やか夫婦と子供世帯は24.1%と全国より0.9pt低い なお単身のうち65歳以上は9.7%(全国12.1%)。単身世帯の中身が若年層か高齢層かを見る目安。

住宅地の地価推移(万円/m²

※ 地価推移はエリア内の住宅地公示地点の中央値です。

土地価格

実勢価格
Coming Soon
実際の取引価格
公示価格(基準)
40.4万円/m²
31.549.3万円/m²
2025年 / 39地点
路線価
33万円/m²
2750万円/m²
令和6年 / 768地点
乖離率(公示価格を100%とした場合)
実勢 110%
公示 100%
路線価 82%

公示価格は住宅地の調査地点のみ、路線価は住宅地・商業地の区別なく道路ごとに評価した値です。

路線価は道路ごとに異なるため、物件に面した道路の値を国税庁路線価図からPDFでご確認ください。

空き家率・賃貸空室率(調布市

出典: 総務省 住宅・土地統計調査(2023年)

5年ごとの全国統一調査(住宅・土地統計調査)にもとづく指標。

空き家率
9.7%
全国比 -4.1pt前回比 -0.2pt
= 空き家 ÷ 全住宅
全国 13.8%2008年 10.4%10.42013年 11.9%11.92018年 9.9%9.92023年 9.7%9.72008201320182023
賃貸空室率
14.8%
全国比 -3.8pt前回比 +0.8pt
= 賃貸の空き ÷ 賃貸全体
全国 18.6%2013年 18.1%18.12018年 14.0%14.02023年 14.8%14.82008201320182023
調布市全国

空き家率9.7%の内訳

空き家を100%とした構成比
75%
18%
賃貸用75%その他(相続放置・長期不在)18%売却用・別荘等7%

空き家率は街全体の余り具合。内訳でその他(相続放置・長期不在)が多いほど相続放置など街の衰退サイン。

賃貸空室率は賃貸だけの埋まり具合。数値が高いほど貸しても埋まりにくい。

鑑定士のまとめ

温度感

弱含み横ばい上昇強上昇
  1. 01
    いま

    市場の特徴

    誰が、いま、どう買っているのか?

    買い手の需要層初めて家を買う人エリア性格駅前の繁華街エリア性格戸建中心の住宅街エリア性格マンションが建つ予定の土地

    同一需給圏は京王線沿線を中心に調布市及び隣接する狛江市・三鷹市・府中市の一部に及び、需要者は圏域内居住者を中心とした一次取得者・買換え層や都心通勤のサラリーマン世帯が中心である。住宅地(24件)では最寄駅徒歩圏の戸建住宅需要が堅調〜活況で、土地は3,000万円台後半〜7,500万円、新築戸建は5,000万円台〜9,000万円程度が中心価格帯として複数地点で共通する。バス便・徒歩15分超のエリアも一定の需要はあるが価格帯はやや抑えめとなる。商業地(6件)は調布駅前が繁華性高く店舗・事務所・共同住宅需要が旺盛で単価180万〜220万円/㎡に達する一方、駅から離れた近隣商業・路線商業地域は35万〜65万円/㎡程度にとどまり、マンション適地としての需要が下支えする地点も多い。

  2. 02
    なぜ

    地価を動かす要因

    何が上げ、何が下げているのか?

    強み再開発強み利便性高マクロ感応性金利感応高

    地域要因は大半の地点で「特段の変動はない」とされる一方、地価水準は駅接近性や住環境の良さを反映して上昇基調にあるとする記述が共通する。年間変動率は調布駅前の商業地(小島町)や調布駅徒歩圏の住宅地(布田)で+10〜13%台と高い伸びを示す地点がある一方、染地・佐須町などバス便中心のエリアでは+2.5〜4.7%程度にとどまり、駅接近性による地点間の差が明確である。個別的要因については方位や角地の優位性など軽微な言及にとどまり、大きな変動は認められないとする記述が大半を占める。一般的要因としては、円安・低金利政策下での新築戸建・マンション販売の好調さや、建築費高騰・金利先高感への懸念が繰り返し触れられており、地域全体として地価上昇を後押しする構図が続いている。

  3. 03
    どう値付け

    値付けの根拠

    比準と収益、どちらを重視したか?

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  4. 04
    これから

    これからの見通し

    向こう数年、どこに向かうか?

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