東口改札で北東エリアが変わった。名古屋通勤の一次取得世帯が入る岩倉市の住宅地。
岩倉駅周辺の住宅地は地価の年間変動率+0.9〜+1.8%で上昇。駅前広場の商業地は供給希少で堅調だが、商業地全件で収益価格が比準価格を大幅下回り賃料の構造的弱さが続く。産業振興・企業誘致を続ける岩倉市の方針と、北名古屋市西春エリア(地価年間変動率+2.2〜+3.6%)との相対的な地価格差が今後の焦点。
エリアの見通し年表
名鉄犬山線沿線でベッドタウン需要が継続。人口増加率は県内1位を維持。
名古屋圏の地価が緩やかに上昇するなか、周辺エリアと比較して相対的な価格水準が低い状況が続いている。
都市計画マスタープランの中間見直しが反映され、駅周辺の利便性方針が定まる。
リニア名古屋開業による名古屋圏全体の底上げ効果が周辺ベッドタウンにも波及。
人口減少局面の進行に伴い需給変化が生じる可能性があるため、市場動向の把握が重要になる時期。
名鉄犬山線沿線でベッドタウン需要が継続。人口増加率は県内1位を維持。
名古屋圏の地価が緩やかに上昇するなか、周辺エリアと比較して相対的な価格水準が低い状況が続いている。
都市計画マスタープランの中間見直しが反映され、駅周辺の利便性方針が定まる。
リニア名古屋開業による名古屋圏全体の底上げ効果が周辺ベッドタウンにも波及。
人口減少局面の進行に伴い需給変化が生じる可能性があるため、市場動向の把握が重要になる時期。
買う理由(5)
人口増加率が前年比+0.71%で県内1位
名鉄犬山線で名古屋駅まで急行11分
地価が11.8万円/m2と参入コストが低い
地価は10年で約+8%の緩やかな上昇基調
県内最小面積でコンパクト・生活利便が駅周辺に集約
買わない理由(4)
大型再開発のカタリストが乏しい
中長期では人口減少局面入りが避けられない
市域が狭く新規供給余地が限定的
名古屋市中心部への需要集中リスク
人口の未来(岩倉)
駅中心から半径1km・46メッシュ(250m四方)を合算。全国・都道府県と同一基準で対比。
全国は総人口が2050年に85(2025=100)まで減るのに対し、この範囲は87(減少傾向)。 高齢化率も全国より4.3pt低い(若い)。 生産年齢人口(15〜64歳)は15,086人(2025)→11,424人(2050)。賃貸需要の担い手の厚みを測る目安。
世帯構成(岩倉)
岩倉市の一般世帯に占める割合。市区町村単位(駅周辺ではなく行政区全体)。
単身世帯率は36.9%と全国より1.1pt低い。10年の変化は+9.4ptで、全国(+5.6pt)より単身化のペースは速い。夫婦と子供世帯は26.7%と全国より1.7pt高い。 なお単身のうち65歳以上は10.9%(全国12.1%)。単身世帯の中身が若年層か高齢層かを見る目安。
土地価格
この街は公示価格の調査地点が13地点と少ないため、乖離率は参考程度にご覧ください。
公示価格は住宅地の調査地点のみ、路線価は住宅地・商業地の区別なく道路ごとに評価した値です。
路線価は道路ごとに異なるため、物件に面した道路の値を国税庁路線価図からPDFでご確認ください。
出典:「地価公示データ」(国土交通省 不動産情報ライブラリ)をもとにRETTO作成
空き家率・賃貸空室率(岩倉市)
5年ごとの全国統一調査(住宅・土地統計調査)にもとづく指標。
空き家率9.6%の内訳
空き家を100%とした構成比空き家率は街全体の余り具合。内訳でその他(相続放置・長期不在)が多いほど相続放置など街の衰退サイン。
賃貸空室率は賃貸だけの埋まり具合。数値が高いほど貸しても埋まりにくい。
鑑定士のまとめ
温度感
- 01— いま —
市場の特徴
誰が、いま、どう買っているのか?
買い手の需要層初めて家を買う人買い手の需要層地元の店主・事業主エリア性格郊外のベッドタウンエリア性格昔から続く住宅街同一需給圏は名鉄犬山線沿線の岩倉市・北名古屋市・小牧市西部にまたがる住宅地域が中心で、住宅地においてはほぼ全件で共通している。需要者の主体は名古屋市方面へ通勤する30〜40代の一次取得者層で、岩倉市内在住者に加えて周辺市町からの転入者も一定程度見られる。住宅地の取引の中心価格帯は土地1,500〜2,500万円、新築戸建分譲3,500〜4,500万円が岩倉駅近接エリアの標準で、駅遠の地域では土地1,000〜1,500万円と低位になる。商業地については尾張北部の商業地域を圏域とし、需要者の中心は地縁性を有する地元企業・個人事業者であり、旧来の駅前商業は繁華性に乏しいとする記述が複数見られる一方、岩倉駅前広場に面した地点では供給希少性を背景に需要は比較的堅調と評価されている。北名古屋市(西春駅・徳重名古屋芸大駅周辺)は土地2,000〜3,000万円水準で岩倉市より高く、名古屋市ベッドタウンとしての性格を複数鑑定士が指摘している。
- 02— なぜ —
地価を動かす要因
何が上げ、何が下げているのか?
強み路線多数強み住環境良好マクロ感応性景気感応高一般的要因として、岩倉市の人口が微減傾向にあることが25件以上で共通して言及されており、取引件数は微増傾向とのコントラストが特徴的である。建築費の高騰と継続的な物価上昇による不動産市場の先行き不透明感もほぼ全件で指摘されている。日銀マイナス金利政策の解除に伴う金利動向への警戒は北名古屋地点の複数件で明示されており、立地条件による物件選別の進行も言及されている。地域要因については、岩倉市が産業振興と計画的な工業立地を目指して企業誘致を積極的に行っているとの記述が8件程度に見られる。変動率は岩倉住宅地コア部分で年間+0.9〜+1.8%、商業地で+0.8〜+1.2%、北名古屋市(西春駅)で+2.2〜+3.6%と高く、一宮市の区画整理済み新興住宅地では+4.4〜+6.3%と突出している。令和2年の岩倉駅東口改札供用開始が北東エリアの利便性向上として複数件で継続的に評価されている。
- 03— どう値付け —
値付けの根拠
比準と収益、どちらを重視したか?
🔒 この章は Waiting List 登録後の招待でご覧いただけます
- 04— これから —
これからの見通し
向こう数年、どこに向かうか?
🔒 この章は Waiting List 登録後の招待でご覧いただけます
— 不動産情報ライブラリ (国土交通省) の公示地価鑑定評価書 30 地点 (2025) を RETTO が要約
このエリアで、さらに見られる分析
物件タイプ別の判定
ファミリー向け・ワンルーム投資それぞれの向き不向き
融資に使える金融機関
エリアをカバーする銀行・信金と積極性
ハザード分析
洪水・土砂・津波リスクと水害経験による地価補正
主要駅までの所要時間・想定賃料
通勤アクセスと賃料シミュレーション
招待制ベータのため、ご登録いただいた方から選考のうえ順次ご招待します