追い風木更津市 木更津駅周辺

三井アウトレット330店舗化完了。30〜40代転入が加速する東京湾岸のベッドタウン

住宅地は鑑定30件全件で上昇または強含み。駅近地点は地価が前年比+3〜5%台の上昇が続き需給は逼迫気味。一方、商業地の賃料水準は低く収益価格は比準価格を大幅に下回る。2028年の駅前新庁舎完成と2030年の金田西区画整理完了が次の変化点。

エリアの見通し年表

2025
情報収集・状況確認注目

三井アウトレットパーク木更津が第4期増床で国内最大330店舗に拡大。地価は前年比+3.86%上昇中。

2026
取得加速期転機

朝日新庁舎がイオンタウン木更津朝日内に供用開始。木更津ゲートウェイ・ヴィレッジ開業予定。

2028
保有継続転機

木更津駅前新庁舎(5階建・7,500m2)完成。駅前に市民交流・商業複合施設が誕生し、駅周辺の回遊性が向上。

2030
保有継続継続

金田西地区(かずさアクアシティ)の区画整理完了見込み。人口は13.8万人でピーク付近。

2033
売却検討警戒

駅前再開発と金田地区の成熟で地価上昇が一巡する見通し。人口は減少局面に転じる可能性がある。

買う理由(5

東京湾アクアラインで都心30分圏の利便性

三井アウトレットパーク木更津が国内最大330店舗に拡大

駅前新庁舎建設で中心市街地が再生

地価5万円台は首都圏では際立つ割安感

人口増加が2030年まで続く見通し

買わない理由(4

アクアライン通行料の将来的な値上げリスク

JR内房線の利便性の低さ

津波・液状化リスクが海岸部に存在

2030年以降は人口減少局面に入る

人口の未来(木更津

出典: 国土数値情報 将来推計人口250mメッシュ/IPSS 令和5年推計(2020年国勢調査ベース)

駅中心から半径1km・31メッシュ(250m四方)を合算。全国・都道府県と同一基準で対比。

総人口
6,794人(2025)
2050年 92 (2025=100)
指数(2025年=100)
2020年 99992025年 1001002030年 1001002035年 99992040年 97972045年 95952050年 92922055年 89892060年 87872065年 84842070年 8080全国 71203040506070
高齢化率
28.9%
全国比 -0.7pt
= 65歳以上 ÷ 総人口
2025年 28.9%28.92030年 29.8%29.82035年 32%322040年 34.4%34.42045年 36.2%36.22050年 37.1%37.12055年 38.4%38.42060年 39.9%39.92065年 41.1%41.12070年 40.4%40.4全国 38.7%3040506070
木更津(半径1km)全国

全国は総人口が2050年に85(2025=100)まで減るのに対し、この範囲は92減少傾向) 高齢化率も全国より0.7pt低い(若い) 生産年齢人口(15〜64歳)は4,155人(2025)→3,347人(2050)。賃貸需要の担い手の厚みを測る目安。

世帯構成(木更津

出典: 国勢調査(2010・2015・2020)をもとにRETTO算出

木更津市の一般世帯に占める割合。市区町村単位(駅周辺ではなく行政区全体)。

単身世帯率
34.9%2020
全国比 -3.1pt10年で +7.4pt
= 単独世帯 ÷ 一般世帯総数
全国 38.0%2010年 木更津 27.5%27.52015年 木更津 31.7%31.72020年 木更津 34.9%34.9101520
夫婦と子供世帯率
26.8%2020
全国比 +1.8pt10年で -2.9pt
= 夫婦と子供から成る世帯 ÷ 一般世帯総数
全国 25.0%2010年 木更津 29.7%29.72015年 木更津 28.3%28.32020年 木更津 26.8%26.8101520
木更津木更津市全国

単身世帯率は34.9%と全国より3.1pt低い10年の変化は+7.4ptで、全国(+5.6pt)より単身化のペースは速い夫婦と子供世帯は26.8%と全国より1.8pt高い なお単身のうち65歳以上は11.1%(全国12.1%)。単身世帯の中身が若年層か高齢層かを見る目安。

住宅地の地価推移(万円/m²

※ 地価推移はエリア内の住宅地公示地点の中央値です。

土地価格

実勢価格
Coming Soon
実際の取引価格
公示価格(基準)
4.6万円/m²
2.86.7万円/m²
2025年 / 20地点
路線価
2.9万円/m²
2.25.5万円/m²
令和6年 / 369地点
乖離率(公示価格を100%とした場合)
実勢 110%
公示 100%
路線価 63%

公示価格は住宅地の調査地点のみ、路線価は住宅地・商業地の区別なく道路ごとに評価した値です。

路線価は道路ごとに異なるため、物件に面した道路の値を国税庁路線価図からPDFでご確認ください。

出典:「地価公示データ」(国土交通省 不動産情報ライブラリ)をもとにRETTO作成

空き家率・賃貸空室率(木更津市

出典: 総務省 住宅・土地統計調査(2023年)

5年ごとの全国統一調査(住宅・土地統計調査)にもとづく指標。

空き家率
15.1%
全国比 +1.3pt前回比 +1.2pt
= 空き家 ÷ 全住宅
全国 13.8%2008年 15.3%15.32013年 16.2%16.22018年 13.9%13.92023年 15.1%15.108131823
賃貸空室率
26.0%
全国比 +7.4pt前回比 +1.6pt
= 賃貸の空き ÷ 賃貸全体
全国 18.6%2013年 28.6%28.62018年 24.4%24.42023年 26.0%26.008131823
木更津市全国

空き家率15.1%の内訳

空き家を100%とした構成比
54%
42%
賃貸用54%その他(相続放置・長期不在)42%売却用・別荘等4%

空き家率は街全体の余り具合。内訳でその他(相続放置・長期不在)が多いほど相続放置など街の衰退サイン。

賃貸空室率は賃貸だけの埋まり具合。数値が高いほど貸しても埋まりにくい。

鑑定士のまとめ

温度感

弱含み横ばい上昇強上昇
  1. 01
    いま

    市場の特徴

    誰が、いま、どう買っているのか?

    買い手の需要層初めて家を買う人買い手の需要層地元の店主・事業主エリア性格戸建中心の住宅街エリア性格郊外のベッドタウンエリア性格国道沿いの大型店ゾーン

    同一需給圏はJR内房線(巌根・木更津・君津駅)を軸に形成される。住宅地の主な需要者は30〜40代の第一次取得者で、市内在住者が中心だが、アクアライン効果による対岸(川崎・横浜方面)や隣接市(君津・富津)からの転入も複数地点で共通して言及される。商業地の需要者は地元の中小事業者・個人事業主が主体で、駅至近の高単価地点ではマンション業者や大手企業も想定される。住宅地の取引中心帯は土地で600万〜1,500万円程度(規模・立地による幅が大きい)。商業地は規模・業態が多様なため中心価格帯の把握が困難とする記述が多く、概ね3〜7万円/㎡が目安。市全体で宅地供給が限定的なため、需給は逼迫気味という評価が住商ともに多数を占める。

  2. 02
    なぜ

    地価を動かす要因

    何が上げ、何が下げているのか?

    強み住環境良好強み再開発マクロ感応性景気感応高

    住宅地・商業地を通じて「アクアライン効果の継続」と「木更津市の人口増加基調」が最頻出の変動要因であり、全30件中25件以上で言及される。商業地では「大型商業施設の進出(ほたる野地区等)」「木更津市中心市街地活性化基本計画の認定(令和2年3月)」を押し上げ要因として挙げる地点が複数ある。住宅地では、人気の新興分譲地(請西・清見台エリア)での供給逼迫が周辺の既存区画整理地に波及しているとする記述が多く見られ、新設小学校(真舟小)の学区効果も複数の鑑定士が指摘する。変動率は年間+1.4%〜+5.2%の幅があり、駅近・住環境良好な地点(木更津-29、31、32等)で特に高い上昇率が確認される。一般的要因として物価高・円安・低金利を挙げる記述もあるが、エリア固有の要因(アクアライン・人口流入)への言及の方が際立って多い。

  3. 03
    どう値付け

    値付けの根拠

    比準と収益、どちらを重視したか?

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  4. 04
    これから

    これからの見通し

    向こう数年、どこに向かうか?

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— 不動産情報ライブラリ (国土交通省) の公示地価鑑定評価書 30 地点 (2025) を RETTO が要約

このエリアで、さらに見られる分析

  • 物件タイプ別の判定

    ファミリー向け・ワンルーム投資それぞれの向き不向き

  • 融資に使える金融機関

    エリアをカバーする銀行・信金と積極性

  • ハザード分析

    洪水・土砂・津波リスクと水害経験による地価補正

  • 主要駅までの所要時間・想定賃料

    通勤アクセスと賃料シミュレーション

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