追い風千葉県我孫子市 我孫子駅周辺

千代田線始発で座って都心へ。30〜40代の一次取得者が選ぶ常磐線ベッドタウン

我孫子駅南口白山エリアは供給希少で売り出し即完売、北柏では区画整理事業が進行中。一方、収益還元法断念地点が多く賃料水準は低め。2026年に始動した東我孫子・下ヶ戸地区30haの企業誘致が雇用と昼間人口の変数となる。

エリアの見通し年表

2026
取得を検討注目

下ヶ戸地区30ha産業用地の整備方針が確定。企業誘致に向けた造成工事が本格化。

2028
保有継続・企業進出を注視継続

下ヶ戸地区への企業進出が始まり、雇用創出と人口流入が加速。駅周辺の商業需要が増加。

2030
保有継続継続

常磐線沿線の広域的な地価上昇が波及。我孫子市の都市計画マスタープラン中間見直しで駅前再整備の方向性が具体化。

2032
売却検討警戒

企業誘致効果が地価に織り込まれ、近隣の柏・流山との価格差が縮小。

2035
再評価様子見

我孫子市の人口がピーク前後(約12.5万人)。高齢化率33%超で人口減少局面に入る可能性。

買う理由(6

地価上昇率が東京圏トップに躍進

常磐線・千代田線の始発駅で座って通勤

近隣の柏・流山比で大幅に割安

下ヶ戸地区30haの企業誘致計画が始動

手賀沼の自然環境と生活利便性の両立

20〜30代の子育て世代の流入増加

買わない理由(4

2030年以降の人口減少が確実

利根川・手賀沼の洪水・液状化リスク

柏・流山との競合で相対的地位が低下するリスク

急騰後の調整リスク

人口の未来(我孫子

出典: 国土数値情報 将来推計人口250mメッシュ/IPSS 令和5年推計(2020年国勢調査ベース)

駅中心から半径1km・47メッシュ(250m四方)を合算。全国・都道府県と同一基準で対比。

総人口
34,166人(2025)
2050年 93 (2025=100)
指数(2025年=100)
2020年 1011012025年 1001002030年 99992035年 97972040年 96962045年 95952050年 93932055年 92922060年 89892065年 86862070年 8383全国 71203040506070
高齢化率
26.6%
全国比 -3.0pt
= 65歳以上 ÷ 総人口
2025年 26.6%26.62030年 28.5%28.52035年 32.3%32.32040年 37.3%37.32045年 39.7%39.72050年 40.2%40.22055年 39.9%39.92060年 39.1%39.12065年 39.3%39.32070年 39.7%39.7全国 38.7%3040506070
我孫子(半径1km)全国

全国は総人口が2050年に85(2025=100)まで減るのに対し、この範囲は93減少傾向) 高齢化率も全国より3.0pt低い(若い) 生産年齢人口(15〜64歳)は21,502人(2025)→16,066人(2050)。賃貸需要の担い手の厚みを測る目安。

世帯構成(我孫子

出典: 国勢調査(2010・2015・2020)をもとにRETTO算出

我孫子市の一般世帯に占める割合。市区町村単位(駅周辺ではなく行政区全体)。

単身世帯率
31.3%2020
全国比 -6.7pt10年で +6.2pt
= 単独世帯 ÷ 一般世帯総数
全国 38.0%2010年 我孫子 25.1%25.12015年 我孫子 27.6%27.62020年 我孫子 31.3%31.3101520
夫婦と子供世帯率
29.6%2020
全国比 +4.6pt10年で -4.6pt
= 夫婦と子供から成る世帯 ÷ 一般世帯総数
全国 25.0%2010年 我孫子 34.2%34.22015年 我孫子 32.3%32.32020年 我孫子 29.6%29.6101520
我孫子我孫子市全国

単身世帯率は31.3%と全国より6.7pt低い10年の変化は+6.2ptで、全国(+5.6pt)より単身化のペースは速い夫婦と子供世帯は29.6%と全国より4.6pt高い なお単身のうち65歳以上は12.0%(全国12.1%)。単身世帯の中身が若年層か高齢層かを見る目安。

住宅地の地価推移(万円/m²

※ 地価推移はエリア内の住宅地公示地点の中央値です。

土地価格

実勢価格
Coming Soon
実際の取引価格
公示価格(基準)
11.9万円/m²
8.220万円/m²
2025年 / 28地点
路線価
9.7万円/m²
7.113.5万円/m²
令和6年 / 739地点
乖離率(公示価格を100%とした場合)
実勢 110%
公示 100%
路線価 82%

公示価格は住宅地の調査地点のみ、路線価は住宅地・商業地の区別なく道路ごとに評価した値です。

路線価は道路ごとに異なるため、物件に面した道路の値を国税庁路線価図からPDFでご確認ください。

出典:「地価公示データ」(国土交通省 不動産情報ライブラリ)をもとにRETTO作成

空き家率・賃貸空室率(我孫子市

出典: 総務省 住宅・土地統計調査(2023年)

5年ごとの全国統一調査(住宅・土地統計調査)にもとづく指標。

空き家率
9.3%
全国比 -4.5pt前回比 -1.0pt
= 空き家 ÷ 全住宅
全国 13.8%2008年 10.7%10.72013年 12.0%12.02018年 10.3%10.32023年 9.3%9.308131823
賃貸空室率
14.0%
全国比 -4.6pt前回比 -7.9pt
= 賃貸の空き ÷ 賃貸全体
全国 18.6%2013年 23.0%23.02018年 21.9%21.92023年 14.0%14.008131823
我孫子市全国

空き家率9.3%の内訳

空き家を100%とした構成比
38%
58%
賃貸用38%その他(相続放置・長期不在)58%売却用・別荘等4%

空き家率は街全体の余り具合。内訳でその他(相続放置・長期不在)が多いほど相続放置など街の衰退サイン。

賃貸空室率は賃貸だけの埋まり具合。数値が高いほど貸しても埋まりにくい。

鑑定士のまとめ

温度感

弱含み横ばい上昇強上昇
  1. 01
    いま

    市場の特徴

    誰が、いま、どう買っているのか?

    買い手の需要層初めて家を買う人買い手の需要層地元の店主・事業主エリア性格昔から続く住宅街エリア性格郊外のベッドタウン

    同一需給圏はJR常磐線沿線の我孫子市及び隣接市(柏市等)を中心に形成される。住宅地の主な需要者は30〜40代の一次取得者(都心勤務の会社員)で、近年は市外からの流入も増加傾向にあることを複数鑑定士が指摘している。我孫子駅徒歩圏の白山・台田エリアは区画整然とした閑静な住宅地として市内最上位のブランド力を持ち、資金力のある富裕層や買換え層も需要者として参入する。天王台駅徒歩圏は利便性・住環境のバランスが評価されており、南口商業集積に支えられた需要が堅調である。一方、JR成田線沿線(湖北・新木方面)は電車本数が少ないことから需要がやや劣後し、常磐線沿線との価格二極化が複数の鑑定士によって明確に指摘されている。商業地では地縁性のある個人投資家・個人事業者が中心で、大手チェーンは幹線道路沿い路線商業地に一定存在する。

  2. 02
    なぜ

    地価を動かす要因

    何が上げ、何が下げているのか?

    強み住環境良好強み希少性マクロ感応性景気感応高

    一般的要因として、我孫子市の人口は近年微減傾向にあるが、世帯数は増加傾向にあることが複数鑑定士によって共通して言及されている。また、高齢化の進行とともに、近年の全国的な土地需要増大の波が波及し地価は上昇傾向にある点も多くの地点で一致している。地域要因としては、我孫子駅・天王台駅の徒歩圏については特段の変動要因はなく現状維持が継続されているとする記述が支配的である。一方、北柏駅周辺では土地区画整理事業の進行が地価押し上げ要因として言及されている。成田線沿線の地点(湖北台・中峠・日秀等)では「電車本数が少ない」「利便性が劣る」という地域要因の記述が継続しており、周辺地価上昇の影響を受けた割安感からの上昇転換であることが指摘されている。変動率は我孫子駅徒歩圏の住宅地で年+4〜+9%台と高く、成田線沿線遠方では+1〜+3%台にとどまる二極化が見られる。

  3. 03
    どう値付け

    値付けの根拠

    比準と収益、どちらを重視したか?

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  4. 04
    これから

    これからの見通し

    向こう数年、どこに向かうか?

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— 不動産情報ライブラリ (国土交通省) の公示地価鑑定評価書 30 地点 (2025) を RETTO が要約

このエリアで、さらに見られる分析

  • 物件タイプ別の判定

    ファミリー向け・ワンルーム投資それぞれの向き不向き

  • 融資に使える金融機関

    エリアをカバーする銀行・信金と積極性

  • ハザード分析

    洪水・土砂・津波リスクと水害経験による地価補正

  • 主要駅までの所要時間・想定賃料

    通勤アクセスと賃料シミュレーション

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