阪神タイガース2軍本拠地が2025年に開業し、パナソニック跡地に関西最大級の物流。工場の街が新たな集客軸を得た。
尼崎市の公示地価は2025年に市平均で前年比+4.4%、商業地は+7.7%と上昇が続く。小田南公園では阪神タイガースのファーム施設『ゼロカーボンベースボールパーク』が2025年3月に開業し、パナソニック工場跡地ではGLPの物流施設約37万㎡が2025年10月に竣工した。一方で市域の広い低地は高潮・内水氾濫の浸水想定区域に含まれ、賃貸空室率も18.5%と高い。
エリアの見通し年表
金利上昇局面で、賃料が地価の上昇に追随するかを注視する段階
阪神電鉄と尼崎市の官民連携による阪神尼崎駅周辺のまちづくりが駅前機能の集積を進める見込み
臨海部の大型物流施設群(GLP ALFALINK尼崎等)の稼働が本格化し従業者・単身賃貸の需要拡大が見込まれる
尼崎市の人口が本格的な減少局面に入り、ファミリー・単身の実需縮小に注意が必要になる
金利上昇局面で、賃料が地価の上昇に追随するかを注視する段階
阪神電鉄と尼崎市の官民連携による阪神尼崎駅周辺のまちづくりが駅前機能の集積を進める見込み
臨海部の大型物流施設群(GLP ALFALINK尼崎等)の稼働が本格化し従業者・単身賃貸の需要拡大が見込まれる
尼崎市の人口が本格的な減少局面に入り、ファミリー・単身の実需縮小に注意が必要になる
買う理由(5)
JR尼崎駅は3路線が交わり大阪駅まで最短約8分
阪神タイガースのファーム本拠地が2025年3月に開業
パナソニック跡地に関西最大級の物流施設が集積
尼崎市の公示地価は2025年に市平均で前年比+4.4%
緑遊新都心の都市再生が定着し生活利便が高い
買わない理由(4)
尼崎市の賃貸空室率は18.5%と高水準
市域に工業地域が広く住宅転換に制約
人口は2050年に2020年比-14.3%へ縮小見込み
低地の高潮・内水氾濫リスク
人口の未来(尼崎)
駅中心から半径1km・47メッシュ(250m四方)を合算。全国・都道府県と同一基準で対比。
全国は総人口が2050年に85(2025=100)まで減るのに対し、この範囲は81(減少傾向)。 高齢化率も全国より4.1pt高い。 生産年齢人口(15〜64歳)は21,656人(2025)→15,794人(2050)。賃貸需要の担い手の厚みを測る目安。
世帯構成(尼崎)
尼崎市の一般世帯に占める割合。市区町村単位(駅周辺ではなく行政区全体)。
単身世帯率は43.3%と全国より5.3pt高い。10年の変化は+2.9ptで、全国(+5.6pt)より単身化のペースは緩やか。夫婦と子供世帯は22.0%と全国より3.0pt低い。 なお単身のうち65歳以上は12.8%(全国12.1%)。単身世帯の中身が若年層か高齢層かを見る目安。
土地価格
公示価格は住宅地の調査地点のみ、路線価は住宅地・商業地の区別なく道路ごとに評価した値です。
路線価は道路ごとに異なるため、物件に面した道路の値を国税庁路線価図からPDFでご確認ください。
出典:「地価公示データ」(国土交通省 不動産情報ライブラリ)をもとにRETTO作成
空き家率・賃貸空室率(尼崎市)
5年ごとの全国統一調査(住宅・土地統計調査)にもとづく指標。
空き家率14.5%の内訳
空き家を100%とした構成比空き家率は街全体の余り具合。内訳でその他(相続放置・長期不在)が多いほど相続放置など街の衰退サイン。
賃貸空室率は賃貸だけの埋まり具合。数値が高いほど貸しても埋まりにくい。
鑑定士のまとめ
温度感
- 01— いま —
市場の特徴
誰が、いま、どう買っているのか?
買い手の需要層初めて家を買う人エリア性格昔から続く住宅街エリア性格駅前の繁華街エリア性格国道沿いの大型店ゾーン同一需給圏は阪神本線・JR東海道本線・阪急神戸線などが並走する尼崎市内の各地域に細分化され、住宅地の需要者は市内に地縁を持つ一次・二次取得者層が中心で、他市からの流入は少ないと多数の鑑定士が指摘する。取引価格帯は住宅地で1,000万円台後半~2,500万円程度、新築建売は3,000万円台後半~4,000万円台後半が中心と20件超で共通する。商業地は阪神尼崎駅前・潮江・御園町など主要駅前で機関投資家やホテル事業者等の需要が強く高価格帯が形成される一方、駅から離れた路線・近隣商業地では地元事業者による自用需要が中心で、繁華性の低下が一部で言及される。
- 02— なぜ —
地価を動かす要因
何が上げ、何が下げているのか?
強み再開発マクロ感応性安定一般的要因では、尼崎市の人口が微減傾向にある一方、住宅市場は堅調に推移しているとの記載が多数を占め、金利・建築費・物価動向への留意が繰り返し言及される。地域要因では、阪神尼崎駅前の中央公園リニューアルやJR立花駅前のコープ立花建替えなど、駅周辺の再開発・整備の進捗が地価上昇の要因として複数地点で挙げられる。住宅地では武庫之荘・塚口地域の人気の高さと、南部エリアとの需要の二極化が指摘される一方、大庄地域では国道沿いの大型店出店による利便性向上が地価をやや押し上げているとの記載がみられる。個別的要因の変動はほぼ全地点で「なし」とされている。
- 03— どう値付け —
値付けの根拠
比準と収益、どちらを重視したか?
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- 04— これから —
これからの見通し
向こう数年、どこに向かうか?
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— 不動産情報ライブラリ (国土交通省) の公示地価鑑定評価書 30 地点 (2025) を RETTO が要約
このエリアで、さらに見られる分析
物件タイプ別の判定
ファミリー向け・ワンルーム投資それぞれの向き不向き
融資に使える金融機関
エリアをカバーする銀行・信金と積極性
ハザード分析
洪水・土砂・津波リスクと水害経験による地価補正
主要駅までの所要時間・想定賃料
通勤アクセスと賃料シミュレーション
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